【合格者が語る】日本ディープラーニング協会(JDLA)のG検定とは?
日本ディープラーニング協会とは
「ディープラーニングを中心とする技術による日本の産業競争力の向上を目指す」ことを目的に活動している一般社団法人です。
東大の松尾先生をはじめ、国内の企業や有識者の方が参画されていますね。
協会では、人材育成として2つの検定試験を行っています。
- G検定(ジェネラリスト)
- E資格(エンジニア)
G検定とは
ディープラーニングの基礎知識を有し、適切な活動方針を決定して事業応用する能力を持つ人物
の育成を目指して行われている試験です。
項目 | 内容 |
---|---|
概要 | ディープラーニングを事業に活かすための知識を有しているかを検定する |
受験資格 | 制限なし |
試験概要 | 120分 多肢選択式の知識問題 オンライン実施(自宅受験) |
出題問題 | シラバスを参照 |
受験料 | ・一般 12,960円 学生 5,400円 |
試験日 | 2018年11月24日(土) 13:00開始 |
申し込み | 「日本ディープラーニング協会 資格試験専用Webサイト」より受付 |
G検定を受験した感想
私は第1回となる2017年12月に受験し無事合格しました。
出来としては、7〜8割くらいはある程度の自信を持って答えられたかな、といったところです。
AIに携わっている人であれば、それほど難易度は高くないと感じましたが、導入企業の担当者に求めるレベルとしては高いのではないかと感じました。
難易度は、第1回が受験者1,448人に対して合格者823人、合格率56.8%です。第2回は受験者1,988人に対して合格者1,136人で、合格率57.1%です。
やはりそれほど難しい試験ではないですね。後から分かったのですがIPAレベル1相当とのことです。
2018年10月現在で、全国にG検定認定者は、1,959人ということになります。これから徐々に増えていくことでしょう。
出題内容としては、下で紹介する推薦図書から満遍なく出題されたと思います。
AI白書後半の規制や法令のあたりはあまり出なかったように思いますが、実務では重要な内容ですので今後の傾向はどうなるか分かりません。
全く聞いたこともない問題もわずかに出題されました。
例えば、「バーニーおじさんのルール」、「醜いアヒルの子の定理」、「ノーフリーランチ定理」は全く知りませんでした笑
受験対策
こちらの3冊を何度も読み返して対策して合格しました。
公式推薦図書3冊
AI白書 2017 | ||||
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深層学習 (機械学習プロフェッショナルシリーズ) | ||||
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人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの (角川EPUB選書) | ||||
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対策本(公式テキスト)
そしていよいよ対策本が出版されます。第3回試験もまもなくですので、しっかり読み込んで対策しておきましょう。
深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト) 公式テキスト (EXAMPRESS) | ||||
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